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よくある質問

プラスチック射出成形金型製作、成形不良対策、ガス抜き入子「GASEXIT」、金属3Dプリンター造形に関するよくある質問とその回答をまとめました。

海外、現地対応について

Q

工場がたくさんあるようですが、どこに問い合わせたらいいですか。

A

まずは、このWebサイトの“お問合せ”からご連絡いただきますと日本人から折り返しご連絡し、ご要望、ご質問内容をお伺いいたします。

Q

インドネシアなどの海外工場に直接連絡してもいいですか。

A

はい、直接、電話等のご連絡でも問題ございません。

Q

“現地で対応”とは、どこからどこまでのことですか。

A

新規の金型の場合ですと、「金型見積から金型起工、試作。以降のメンテナンス」までのすべてになります。

Q

金型打合せは現地に行く必要がありますか。

A

弊社、全ての拠点からZoomやTeamsなどでのWebミーティングが可能です。
そのため、お客様の所在地などを問わず、Webにて打合せが可能です。

Q

海外工場を見学したいのですが、可能ですか。

A

海外工場の見学も可能です。
原則、その工場の現地集合現地解散となりますが、現地の最寄り空港からですとアテンドも可能です。

Q

現地スタッフ同士で打合せをしたいのですが、可能ですか。

A

弊社グループ全拠点にて現地スタッフでの打合せが可能です。
現地は現地スタッフ同士でとの方針のお客様からもご好評いただいております。

Q

現地でも日本語での打合せが可能ですか。

A

各地に日本人または日本語の話せるスタッフがおりますので、現地での日本語打合せも可能です。

Q

日本より海外で金型を作った方が安いですか。

A

金型製作費は、海外の方が1~2割程度安いこともありますが、物流費が追加されますので、価格メリットは大分薄れてしまいます。
また、納期は、物流日数分を追加でいただいております。日本で成形量産されるなど、日本で金型を使用される場合は、日本法人へご発注いただけるとよりスムーズです。

Q

海外工場で使っている機械の精度は大丈夫ですか。

A

グループ全体で、マシニングセンタ、型彫放電加工機、ワイヤー放電加工機などの主力工作機械は、日本製または日本メーカーの海外製の機械を使用していますので、精度は問題ございません。保有台数は設備一覧にてご確認いただけます。

Q

成形量産時の金型メンテナンスに、現地でのメンテナンス契約などが必要ですか。

A

新型からご発注いただきました金型は、特別の契約なしに、有償・無償のメンテナンスを継続してご提供いたします。

Q

KOEI TOOL日本で新型製作し、成形量産のためにタイに金型を移管した場合、金型修正は有償ですか。

A

その修正内容が、KOEI TOOL日本が通常無償で行うものであれば、タイに移管された後もグループとして無償で対応させていただきます。ただし、金型起工時より移管する旨のご連絡は必須です。
また、有償分につきましては、現地工場の通常のお見積価格でのご提供となります。

Q

日本や海外工場でメンテナンスだけの仕事も受けてくれますか。

A

弊社グループ以外で製作された金型のメンテナンスも承ります。
但し、原則3Dデータのご提供をお願い致します。価格は金型製作元でメンテナンスされるよりは高額となる傾向です。
また、金型寸法が公差内に入っている場合、弊社責任は満たされますので、お客様がご満足いただけない場合でも、再修正等の都度、費用が通常価格で発生いたします。

Q

KOEI TOOLの工場のない国でも、金型製作、メンテナンスの対応が可能ですか。

A

東南アジアであれば、近くの工場よりご対応させていただきます。
現在もシンガポール工場からベトナムのお客様に新型製作、メンテナンスをご提供しています。

Q

KOEI TOOL日本で新型製作し、成形量産のためにタイに金型を移管する場合、KOEI TOOLで金型を日本からタイへ送ってもらえますか。

A

申し訳ございません。金型の輸出入は、お客様での手配となります。費用もお客様のご負担となります。

Q

日本で成形量産する予定ですが、金型はタイ工場に発注して、支払は日本工場にすることはできますか。

A

申し訳ございません。このような場合は、お客様からタイ工場にお支払いただいております。

Q

金型を輸出しようと考えていますが、原産地証明書や該非判定書を作成していただけますか。

A

原産地証明書の作成発行は原則お断りしております。ご要望の場合は、別途費用と日数を頂戴いたします。 該非判定書は、3日以内に発行させていただきます。

Q

なぜ海外工場が多いのですか。

A

お客様が安定的な成形量産されるためには、金型のメンテナンスが必要です。また成形上の急なトラブルにも迅速に対応することが金型メーカーに求められています。これらの要望にお応えするために、KOEI TOOLグループは、成形量産される場所=現地ととらえ、新規の金型製作、金型メンテナンスを迅速に行える場所=現地工場を開設してまいりました。今後も「機敏に効率よくサービスを提供する」ためにアジアで工場を開設してまいります。

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金型について

Q

金型はどのくらいの大きさまで作れますか?

A

成形機サイズで350tonクラスの金型まで製作可能です。

Q

金型成立性の検証は行っていただけますか?

A

全ての金型の成立性を検証いたします。
不成立部分につきましては製品形状の変更を要望いたします。

Q

対応可能な金型の表面仕上げは?

A

ピアノブラック、塗装、樹脂メッキなど#10000番程度の番手のミガキに対応します。

Q

試作用の金型も製作できますか?

A

製作できます。

Q

ホットランナーには対応していますか?

A

オープンゲート、バルブゲート、ミニランナー等も対応可能です。
ホットランナーメーカーと共同で対応させていただきます。

Q

金型のシボ加工には対応していますか?

A

対応できます。梨地、革シボ、レーザーシボに対応可能です。
シボメーカーと共同で対応させていただきます。

Q

どのような成形機を持っていますか。

A

大阪工場には、100ton、260ton、350tonの成形機を各1台ずつ保有しています。
2色成形機は現在、保有しておりませんが、協力工場にて対応いたします。

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成形不良対策部品「GASEXIT」について

Q

多孔質部の鋼材は何ですか?

A

マルエージング鋼になります。

Q

多孔質部の硬度はどれくらいですか?

A

HRC44~50程度となります。
オプションとして窒化処理にて表面硬度をHRC70程度にすることが可能です。

Q

ガラスフィラーの入った樹脂でも使用できますか?

A

ガラスフィラーが20%以上含まれる場合には、オプションの窒化処理でご注文いただくことを推奨しております。
窒化処理をすれば問題なくご使用いただけます。

Q

耐用ショット数はどのくらいですか?

A

樹脂種類・成形条件・設置場所で摩耗状況も変わりますが、PC樹脂で50万ショット以上でも問題なくご使用いただけている実績があります。
また、窒化処理を実施した場合は、PA樹脂GF50%でも、50万ショット以上でも問題なくご使用いただいている実績があります。

Q

どのくらいの射出圧力まで耐えられますか?

A

設置場所にもよりますが、130MPa~150MPaの射出圧力まで対応可能です。
130MPa~150MPa以上の射出圧力の場合は、オプションとして多孔質部の厚みを増すことで200MPa程度まで耐荷重性を向上させることが可能です。

Q

ガスによる腐食は発生しないですか?

A

目詰まりさえしなければ、腐食の原因となるガスは排出されるので、ガスによる腐食は発生しません。ガスによる腐食の激しい塩ビでも問題なくご使用いただいている実績があります。

Q

モールドデポジット(ガスヤニ)は付着しないですか?

A

ガスヤニの発生するメカニズムは、ガス圧縮→液化→固化にてガスヤニとなりますが、表面のみ微細孔(Φ0.05)で 内部および下面は大きな孔(Φ0.1~Φ0.3)になっているので、ガスが圧縮されにくい構造となっておりガスヤニが付着しにくいです。

Q

多孔質部の追加工はできますか?

A

表面部深さ0.1㎜以下であれば表面を追加工することは可能です。
それ以上深く加工すると大きな孔(Φ0.1)の層になるため、樹脂流れ込みによる目詰まりの原因となります。

Q

多孔質部の追加工の方法は放電加工のみですか?

A

はい。放電加工以外ではカエリが発生して目詰まりする可能性がございます。
放電加工・加工後の洗浄方法にもノウハウがあるため、追加工が必要な際はご相談ください。

Q

規格品でカタログに載っていない寸法でも製作は可能ですが?

A

はい。図面もしくは寸法をご連絡いただければ製作可能です。

Q

多孔質孔のサイズは変更可能ですか?

A

Φ0.05±0.03が標準サイズですが、Φ0.10±0.03等孔サイズを大きくする方向としてはオプションとして対応可能です。
また、Φ0.03±0.03もオプションとして製作することは可能ですが、孔が塞がる箇所が多く発生して通気量は標準サイズと比較して50%程度になります。

Q

多孔質部は製品部に転写されますか?

A

はい。樹脂種類・成形条件・設置場所で転写具合に差は出ますが、凹凸0.01~0.05mm程度の梨地シボのような跡がつきます。

梨地シボのような跡
Q

どのような樹脂でも目詰まりせずに使用できますか?

A

樹脂種類・成形条件・設置場所によって状況は変わりますが、LCP樹脂・PU樹脂・PPS樹脂は目詰まりしやすい傾向がございます。 また、熱硬化性樹脂でも御使用いただけている事例もございます。
目詰まりのご心配がある場合は、目詰まりしにくい設置方法をご提案いたしますので、ご相談ください。

Q

評価用サンプルの提供は可能ですか?

A

不良の内容や設置予定位置等の詳細情報開示についてご承諾いただき、弊社が改善効果を出せると判断したご相談であれば、成功報酬という形でご提供をすることは可能です。(評価期間:3か月)

Q

何個GASEXITを設置すればガス抜き対策できますか?

A

樹脂種類・成形条件・設置場所・1ショット重量でガスの発生量 および 排気量は変わりますので、金型毎にガス抜き対策効果を出すために必要な設置数は変わります。
先ずは出来るだけ大きなサイズのGASEXITを設置して、状況を確認しながら設置数を増やしていくことをお勧めします。

Q

ウエルドは改善しますか?

A

ウエルドラインを消すことはできません。
ガスが起因しているウエルド部の外観不良であれば改善が期待できます。

Q

ボイド不良は改善しますか?

A

ボイドが発生している部位にGASEXITを設置すれば改善できる可能性が高いです。

Q

銀条不良は改善しますか?

A

銀条不良が改善した実績は多数ございます。

Q

GASEXIT EPは先端に形状を加工することはできますか?

A

はい。3D形状でも加工が可能です。またZピンの製作も可能です。

Q

GASEXIT CUSTOMの価格の目安はどのくらいですか?

A

通常の入れ子の製作価格の1.5倍~2.0倍になります。

Q

日常的にメンテナンスは必要ですか?

A

はい。日常的に洗浄することを推奨しております。
洗浄方法はパーツクリーナーで多孔質部を洗浄することを推奨しております。

Q

定期的にメンテナンスは必要ですか?

A

はい。定期的に洗浄することを推奨しております。
洗浄周期はご使用環境で変わりますが、3万~5万ショットで洗浄(超音波洗浄)をすることを推奨しております。

Q

目詰まりした場合は復旧させることは可能ですか?

A

はい。超音波洗浄で目詰まりした物質を除去することが可能です。
超音波洗浄で除去できない場合は、450℃程度のオーブンで加熱することで目詰まりした物質を除去することが可能です。

Q

メンテナンスを依頼することは可能ですが?

A

はい。弊社でメンテナンスを実施することは可能です。
納品後3か月以内は無償対応いたしますが、それ以降は有償対応となります。

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